アイドルマスターシンデレラガールズ、アニメの放送中から心境を書こうとしている間にアニメも終わり、とうとう5周年になってしまった

アイドルマスターシンデレラガールズは現在いろいろな力や潮流がうまいこと働いて盛り上がりを見せており、私も好きな作品なので嬉しみがある。
今年は 4th ライブが大きな収穫。4日間の公演ライブビューイングだったけど、どの日も楽しくてありがとうアイマス……(語彙力↓)だったけど、一番気に入ったのはSSA1日目の Brand New Castle。
いわゆる「いつものライブメンバー」がほぼ居なくて、発表時からどうなるんだこれとドキドキでしたが、蓋を開ければ新鮮さ、ワクワクした気持ちに溢れてとても楽しかった。


シンデレラガールズはこうした層の厚さが好き。
シンデレラガールズにはアニメから入った口で、1話が気に入ったって意見をよく目にするけど、個人的に刺さったのは2話のシンデレラプロジェクトメンバーが勢揃いのシーン。
次から次へと名前を覚えきれないくらい女の子が出てくることに懐かしさ、居心地の良さ、胸のときめき……。
それは15年前、突如12(13)人の妹ができた時と似ている。


数が多い故に尽きることのない新鮮味を与えてくれる、輝かしい妹やアイドル達。
しかしその中心にいる主役は兄やPという自分のような、他人のような、総称のような、代表のような、ふわふわした存在。
マイシスターと担当アイドルという、友人とも恋人ともちょっと違うけれど強い信頼で結ばれた、あるいは結ばれることが期待される人間関係。


シスプリで完全に道を踏み外した身としては、そうした共通点に心を刺激されたのかもしれない。
妹ブームが一段落して月日は流れアニメ視聴を10年以上も続けた結果、趣味というより習慣になり、だいぶ惰性となっていた。大体年間150〜250本くらいでしたかね、まぁそりゃ新鮮さを感じることも少なくなっていく。
でもアニメアイドルマスターシンデレラガールズで深夜アニメを見始めた頃の心をちょっと思い出せた。
本当にこのアニメが楽しいのか? シスプリの影を追っているだけではないのか? その答えは未だに出ない。だが1年以上も楽しんでいる作品は本当に久方ぶり。何はともあれ心を動かされたアニメであったことは確かだ。


アニメが一段落した後の アイドルマスターシンデレラガールズ3rdライブ power of smile も転機の一つ。
買っていたアニメBDの特典、ライブ現地チケット抽選券を試したら運良く当選したので行ってみたが、これが凄く響いた。
アイドルの知識はアニメを観た程度、演者さん達も殆どわからない、曲もアニメとデレステでちょっと触ったくらい。それでもとってもとっても楽しかった。ライブってすごい。
ライブというキャラクターと声優さんが強く結びつき境界が曖昧になる時空間で受けた衝撃。
10年くらい前にやめてしまった声優さんまわりの情報も目に付く所は追い始めるようになった。


声優さんが後からつく、って形態も新鮮さを与えてくれる(色々意見はあるだろうが)。次は乙倉悠貴くん。ハワイアイプロとても良かったのが印象深い。どうなるか楽しみ。
今後も楽しいことが続いてくれるといいなあ。